現金の相続は遺産分割が必要なのか

相続財産にもいろいろな種類がありますが、その中でもここ最近多くなっているのが現金です。大阪の税理士法人なら銀行などの金融機関の預金金利が一段と低くなっている世の中において、預金しているよりもタンス預金にしておいたほうがよいと考える人が多くなってきています。そのようなことから、親が亡くなって相続手続きを行う際、タンス預金が発見されるケースも少なくありません。

そこで、親の遺産に現金が出てきた場合、相続人は遺産分割をして取得する人を決めなければならないのか気になるところです。預金などの金銭債権は、相続が発生すると当然に法定相続分のとおりに相続人へ承継されます。そのため、金銭債権が相続財産である場合、原則遺産分割をする必要はありません。ですが、現金は銀行預金とは違い、金銭債権ではないので遺産分割が必要です。現金を遺産分割する場合、なるべく相続人全員が取得できるようにしたほうがよいでしょう。相続税の支払いや、相続分の価格調整のための対価支払いなので、現金が必要になってくるからです。