質屋での流れものは宝の山

わたしの親は家業で質屋を営んでおりました。
割と若くして病死したのですが、その後、わたしと兄弟は質屋を継ぐことはせず廃業することに決めました。大阪付近で相続でのお困りならば実家が遠いところにあったので、そこに移り住むことは現実的に厳しいということと、それまで質屋の勉強をしたことがなかったので経営をすることが難しいという理由からでした。
父が亡くなった後、お蔵にあるお客様からの預かりものの整理を行うことにしました。兄弟と話した結果、預かっているものは基本的には売ろうということになったので、どれが売れるものでどれが処分するものかを分けるためです。それ以外にもお蔵には両親の私物も多く入っていたので、それも選別する必要がありました。
それまでお蔵にある預かりものをまじまじと漁ることはしたことがなかったのですが、本当に宝の山でした。ブランド物の小物は勿論、売ってみたら高い値段のついた着物、ロレックスの時計、K18の貴金属など大量に発掘されました。
それらはほとんど売ってしまったのですが、綺麗は宝飾系はいくつか兄弟で分けてもらうことになりました。
予想もしていなかっただけに本当にびっくりしましたが、少しおいしい思いもできました。